プレスリリース | ドクター鈴木・あめぶろ研究室

プレスリリース

 今度の職場は、「普通に研究開発費ついているだけでは駄目」で、「補助金を受けて最終的には起業を目指さなきゃ」と、結構ノルマの面で厳しい。したがって。補助金を出す組織(例えばNEDOとかJSTとか)との付き合いがシビアである。


 JST一つとってみても、過日は補助金の説明会があったし、NEDOも同様で近日中締め切りで研究開発の案件を申告しなければならない。


 しかも本日は筋肉痛で死んでいる(昨日のエントリーを参照のこと)。



 さて、地元には『記者クラブ』がある。マスメディアといわれている組織が加入している「情報共有」の集まりである。地元の商工会議所が一枚噛んでいて、ここの総務課に記者発表を申し込んでおくと、好きなように「発表記者会見」ができる。


 今回は、大学の出し物のプレスリリースのために商工会議所に出向き「報道発表」をした。いわゆる「なげこみ」である。なかなか厳しいルールが存在するが幹事の某社のとりなしで無事に目的を達成した。一部動きの早いところは明日の朝刊(厳密なことを言うと本日の夕刊で既に取り上げそうになったメディアもあったが)に掲載されるかもしれない。発表の一部にその、NEDOとかJSTとかが関与している。ま明日の朝刊でそういったアルファベットが紙面に踊っていたら私の会社の話かもしれない。



 民間企業に勤務していた頃はゲロ「プレスリリース」が社運を握っていた。今度の組織では「紙面に取り上げてくれるところにはそれなりの、無視するところはやはりそれなりの」付き合いをするらしく、その取り上げ方の差における結果は歴然でもある。しかしやはり大学に勤務しているとはいえ、NEDOやらJSTの補助金をゲットしているか否かという「差別化」情報はその重みが違う。


 今日の記者発表の記事は明日以降マスメディアに反映する。その取り扱いによって今後の付き合い方が変わる、かも知れない。朝刊の宅配が楽しみである。ではそういうことで。