追加レポート | ドクター鈴木・あめぶろ研究室

追加レポート

 今月頭に各地で集中講義を行ったがその際の「単位認定試験」の成績が今一歩だった学生からのレポートが届いた。


 メルアドがとんでもないところに売り飛ばされて痛い思いをして以来、電子メールとかの媒体でのレポートは原則受け取らないようにしているので、郵送である。もちろんブログにだって公表していない私の住所は学生にも開示しないので、レポートは教務課経由となる。確か、学生たちにはこんな指示をした。


 追加レポートの提出について
 提出は8月21日必着で教務課宛。期日を過ぎたものについては受け付けない。


 で、教務課は22日に小包にして当方に送り出したのだ。その束が今日、届いた。今から採点である。


 基本的に私は全部のレポートを読む。左上から右下まで斜めに一直線に。所要数秒。だいたい書いてあることはわかる。即座に点数がつく。一人当たり10秒もあれば充分である。時々精読したくなるレポートがある。こういうのはじっくり読むから10分ぐらいかかるか・・・。そんなこんなで、ま、今夜一晩で一通り読み終えるだろう。


 これからの問題は期日を過ぎた分である。実は23日に教務課で3人分のレポートを受け取ってしまったらしい。ひょっとしたら明日も受け付けるかもしれない。

 そういうのは読見たくないし点を付けたくない。


 教務課も学生に泣きつかれると甘いから受け付けちゃうんだよね。ということで、こっちも採点票(修正願)を凄く早く出しちゃう。間違っても五月雨式に修正版を送ったりできない。追試・追レポートによる点数の修正は一回しかできないのだ。だから明日には投函してしまおう、24日締め切り、と明記して。


 しかし必修科目だしなあ・・・4年生の再履修分だけはなんとかしてあげたい(そうしないとこの瞬間に卒業できないことになるし)。揺れる、優しい先生であった。


 読者の皆さんのご経験はどうだろうか。締め切りを過ぎて追レポートを出してきた最終学年必修科目の成績、温情で合格になるのだろうか・・・。落とされた経験のある方、是非体験談を語ってください。ではそういうことで。